まんが【エンジェルハート】ネタバレ・数奇な運命で繋がる新たな形の家族の物語が遂に完結へ

元書店員の漫画マニアママです!
今日もお付き合い下さい♥
感想・見所
「初恋の相手に狂気乱舞…続編かと思いきやパラレルかいっ」
さて今日ご紹介したい作品は
北条司先生の「エンジェルハート」です。
北条先生と言えば、80年代生まれの
私には神の様な存在であり、
先生の作品を小さい頃からずーとジャンプで見てきました。
泥棒美人三姉妹の活躍を描いた
「キャッツ♡アイ」や特殊能力を
持つ少女の活躍を描いた
「こもれ陽の下で…」、そして
エッチで女好きのスイーパーを描いた「シティーハンター」。
どの作品も大好きなんですが、
やはり私の思い出は「シティーハンター」。
この主人公である冴羽獠(サエバ リョウ)が
何を隠そう私の初恋の人なんですね~。
普段はお調子者だけど、
いざという時には頼りになるし、
とにかくカッコ良いんですよ
(今でいうギャップ萌えってヤツですかね)。
なので「シティーハンター」が
終了した時には本当にヘコみました。
それから月日が経ち、私も家庭を
持ったある日、書店に立ち寄ると
北条先生の新作が…。
しかも「シティハンター」の冴羽獠らしき人物が!
これは、もしかして続編か?と、
狂気乱舞して購入したのがこの
「エンジェルハート」なんですね。
と、言ったものの実はこの
「エンジェルハート」。
「シティーハンター」のキャラクターが
そのままで登場しますが、物語の
世界観はまったくの別物。
簡単に言えば、「シティーハンター」の
パラレルワールドがこの「エンジェルハート」なんです。
だから私の様に「シティーハンター」を
知ってる人間が「エンジェルハート」を
読むと、冒頭からショックを受けます。
だって「シティーハンター」の
ヒロインが「エンジェルハート」では死んでしまうんですから。
この衝撃はかなりのものでした。
後から別物と知って安心は
しましたが、それでも違和感は拭えないですね。
それでもやはり面白いですし、
「シティーハンター」でお馴染みの
キャラクター達も懐かしいやり取りが
そのままだったり、より素直に感情を
表に出していたりして、新たな側面を見てる気分になります。
そしてドラマ性が強く、色んな愛の
形がギッシリ詰まった作品となって
いますので是非手に取って頂きたいと思います。
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あらすじ
「美人殺し屋に現れる別人格」
それではこの「エンジェルハート」の
簡単なあらすじからお話ししていきたいと思います。
主人公は「グラスハート」と呼ばれる
台湾出身の女殺し屋です。
グラスハートは組織からの
命令により新宿でターゲットを暗殺していました。
しかし凄腕と組織から重宝
がられてるのとは正反対に
グラスハートの心は病んでいきます。
そして、遂にグラスハートは
ビルの屋上から、飛び降りて自殺を図るのです。
それから一年後…場所は変わって
台湾マフィア「正道会」の本部。
そこには一年前にビルから
飛び降り自殺をしたグラスハートの姿が…。
そう、彼女は組織によって
生かされていたのです。
生命の危機に瀕していた彼女に、
組織はある人物の心臓を強奪し
グラスハートに移植します。
しかし移植が成功したにも
かかわらず、彼女は一年もの間ずっと眠り続けていたのです。
そして、遂に彼女は目覚めます…が、
彼女に移植された心臓の持ち主の
人格が徐々に表面化していきます。
そして、いつも一人の男性の影がつきまとうのです。
グラスハートは心臓に導かれる
まま組織を抜ける決心をし、
持ち主の記憶を頼りに男性を探しに
日本へとやってきます。
そして新宿をフラついていた
グラスハートは一人の中年男性と接触します。
その男性こそ新宿でシティーハンター
(掃除屋)と呼ばれる伝説のスイーパー、
冴羽獠であり心臓の持ち主の
記憶に出て来る男性だったのです。
一体、グラスハートの心臓の
持ち主とは誰なのか…新宿で
伝説のシティハンター冴羽獠との関係は…
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ネタバレ・読み手
「数奇な運命で繋がる新たな形の家族の物語が遂に完結へ」
さて心臓の持ち主の記憶を辿り、
伝説のシティハンターに辿りついたグラスハート。
実はこの二人数奇な運命と
いいますか…何だかんだで繋がっていたんです。
ではここからは二人の奇妙な
関係をネタバレ含めてお話ししていきたいと思います。
ネタバレOKの方のみお付き合い下さい。
まずは主人公であるグラスハート。
台湾マフィア「正道会」の凄腕の
殺し屋ですが、その正体は「正道会」の
ボスの一人娘である李香螢(リ シャンイン)です。
実は香螢が2歳の時に、父親の部下の
策略によって母親と共に乗っていた
車ごと海へ沈められました。
母親は死に、香螢も行方不明扱いになります。
しかし香螢は生きており、そのまま孤児
として「正道会」の暗殺部隊「朱雀」へ
と入れられ、殺し屋グラスハートとして育つんですね。
この事実は実父である「正道会」の
ボス堅強(ジィエンチャン)も後に
知る事になり、知らないとはいえ
実娘を殺し屋として育てた事を
後悔し、父親である事を名乗らず獠に託す事にします。
次はシティーハンターである冴羽獠。
相棒兼フィアンセである牧村香
(マキムラ カオリ)を事故により亡くしてしまいます。
香は生前ドナー登録しており、
唯一無事だった心臓だけが
摘出されますが、搬送中に
何者かによって強奪されます。
犯人はというと…わかりますよね?そぅ「正道会」です。
そしてその心臓が香螢に
移植され、香の記憶を持った
香螢は導かれるまま獠に出会う事になります。
香螢の中にいる香は度々、
獠の前にも現れ香螢の事を
「自分と獠の娘」だと言います。
最初は戸惑っていた獠も
香の強い意志をくみ取り、
また昔からの友人であった
堅強の娘という事もあり
父親として香螢を引き取る事になるのです。
暗殺者として育てられてきた
香螢も獠や周囲にいる獠の友人・
知人と接する中で、徐々に普通の
女の子らしくなっていき、笑顔や
明るさも取り戻していきます。
そしてかつての香の様に、獠の良き
相棒となりシティハンターとして、
様々な依頼を解決してゆくのです。
と、大まかにまとめてはみましたが、
この義親子は何だかんだで数奇な
縁によって繋がっていたんですね。
そして、ここからまたシティハンターでも
登場するキャラクター達やこの作品から
登場する新キャラ達が様々な家族愛や
人間愛を展開していく極上作品なんです。
しかし先日、そんな17年も続いた
極上作品が遂に完結すると発表されてしまいました。
これには私も残念で仕方ないです。
癒しを求める人…
人間関係に疲れた人いませんか?
そんな方にこそ是非読んで頂きたいですし、おススメの作品です。
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