漫画【ハイカラさんが通る】ネタバレ・王道!切ない恋模様。時代を超えた名作!!アニメ化・永久の名作。

元書店員の漫画マニアママです!
今日もお付き合い下さい♥
感想・読み手
「不朽の少女漫画が40年の時代を超えて劇場アニメ化」
今日ご紹介する作品は大和和紀先生の
「はいからさんが通る」です。
連載終了して40年と…古い作品に
なるんですが、今年の11月を皮切りに
2部作として劇場アニメ化します。
それこそ私の母(60代)の世代になるこの「はいからさんが通る」。
激動の大正時代を背景に、一組の男女が
織りなす恋愛群像劇をコメディ色豊かに描いている不朽の名作です。
当時の人気は凄まじいもので、
後にアニメ・実写映画・ドラマ・
舞台化した作品でもありますし、
私はアニメの再放送でこの作品に出会いました。
実は当時のアニメの最終話は
完結まで至っておらず、物凄い
中途半端で打ち切りになってるんです。
その為、小学生だった私は
物凄く歯がゆい思いをしたのを覚えています(笑)。
だって、今からって時に突然終わるんですもん。
そりゃあ、腹も立ちますよ!
その後、漫画本がある事を知って
無事に完結まで読めたんですが…
コレが古いけど、やっぱり面白い。
ストーリー的には、お決まりコースの少女漫画展開。
何だかんだで予想もつきますし、
ハッピーエンドになるのも
わかってるんですが、それでも
ハマって読んでしまうから不思議です。
それは何と言っても、大和先生の
独特のギャグセンス、美しい画、
そして男女問わず魅了してしまう、
実直で逞しくパワフルな主人公の賜物ではないかと思います。
この主人公の紅緒(ベニオ)さんが
本当に元気で超ポジティブ。
おかげで、読んでるこっち側まで元気になれちゃいます。
大和先生の作品に登場する
女性キャラは、本当に芯の強い
凛とした女性が多く憧れますし、
爽快感を味わえるからどのキャラも大好きなんですよね〜。
その中でも第一位に輝くのが、
何と言ってもハイカラさんである紅緒さんなんです。
疲れてる人、嫌な事があった人、
落ち込んでる人…この
「はいからさんが通る」を読んだら、
一発で元気になれる事間違いナシ
ですので、是非一度手に取って頂きたいと思います。
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あらすじ
「じゃじゃ馬娘の婚約者は、金髪碧眼の超美形」
では、この40年たっても色あせない
素晴らしい漫画「はいからさんが通る」の
簡単なあらすじをお話ししたいと思います。
時は、約15年間の短い時代とはいえ、
日本古来の文化に西洋文化が加わり、
薫り高い独自の文化が花開いた大正時代。
主人公は、はいからさんこと
花村紅緒(ハナムラ ベニオ)、17歳。
母親を早くに亡くし、軍人である
父に男手一つで育てられた紅緒さんは、
勝気で男勝りなじゃじゃ馬娘に成長します。
そんなある日、女学生である紅緒さんは
いつもの様に袴と編み上げブーツという
いで立ちで、自転車で通学していました。
しかし桜並木を通っていると、木から
毛虫がぶら下がっており、さすがの
じゃじゃ馬もこれには驚いて、
自転車ごとひっくり返ってしまいます。
そんな紅緒さんの姿を見て、大爆笑する軍人が一人。
その軍人はイケメンで金髪碧眼の
ハーフの美青年でした。
その軍人は、女のくせに乗れもせぬ
自転車に乗るから、そんな事に
なるのですよ…と、忠告します。
その言葉にカチンときた紅緒さんは、
その青年にきついビンタをくらわせ、
足早にその場を後にするのです。
その後、紅緒さんには祖父母の
代から決められた許嫁がいる事が発覚します。
しかも、その相手はあの失礼な
イケメン軍人…少尉こと伊集院忍(イジュウイン シノブ)だったのです。
最低最悪の出会いをした二人…
少尉の方は自分の生い立ちへの
負い目や祖父母を喜ばす為に、
どんな相手でも結婚すると
心に固く決めてしましたが、
紅緒さんは納得いきません。
一度は幼馴染であり、紅緒さんに
片想いしてる蘭丸(ランマル)と
駆け落ちしますが、紆余曲折あり
伊集院家へ花嫁修業する事になります。
ならば少尉側から断られる様に…と、
伊集院家で大騒動を巻き起こす様に
企む紅緒さんですが、事は逆効果。
最初はとんだじゃじゃ馬娘としてしか
見てなかった少尉は、どんどん
紅緒さんに惹かれていく事になるのです。
そして、紅緒さんも紳士的で
優しい少尉に惹かれていくのですが、
非常な運命によって二人は引き裂かれる事になるのでした…。
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ネタバレ・見所
「時代に翻弄される二人の恋の行く末は…」
大正時代と言えば「大正デモクラシー」
「大正ロマン」等の言葉を聞いた事
あると思うのですが、一気に
西洋文化が入ってきた事もあり、
「自由」や「民主主義」的な思想が取り入れられました。
政治の面で言えば「第一次世界大戦」や「シベリア出兵」。
自然災害で言えば「関東大震災」等が起きています。
ある意味、昭和に負けないぐらいの
激動の時代でもあるんですが、
この「はいからさんが通る」の
作中でも大正の時代背景・
政治的背景が丁寧に描かれていて、
紅緒さんと少尉も時代に翻弄される事になります。
ここからは、ネタバレ含めつつ
今後の展開についてお話ししようと
思いますので、ネタバレOKの方のみお付き合い下さい。
何だかんだで反発し合っていた
二人ですが、お互い惹かれ合い
良い感じになっていきます。
しかし、そんな時に紅緒さんは
少尉の上官とモメてしまい恨みを買う事に。
しかもそれが要因で少尉はシベリア出兵させられます。
少尉の無事を祈り、帰りを待つ紅緒さん。
しかしそんな彼女の元に無情にも戦死の知らせが届きます。
悲しみに打ちのめされる紅緒さんですが、
まだ籍を入れてなかったにも関わらず、
伊集院家を女手一つで支えていく
決心をし、新聞社で働く事を決意します。
女嫌いの編集長と色々ありながらも、
新米記者として慌ただしい日々を送る彼女。
そんな時、ロシアから亡命してきた
ミハイロフ侯爵夫妻と知り合う事になります。
この侯爵がまた死んだ少尉に
瓜二つなもので、紅緒さんは
動揺してしまいます。
それもそのはず、この
ミハイロフ侯爵は少尉とは異母兄弟との事。
しかしミハイロフ侯爵の
思わせぶりな言動に、紅緒さんは
少尉本人ではないか?と疑念を抱き探りを入れます。
そして紅緒さんの予想通り、実は
侯爵は少尉本人だったのです。
シベリアで重症を負った少尉は、
ミハイロフ侯爵の妻であるラリサに助けられました。
が、少尉は記憶喪失になっており、
侯爵を失ったラリサは少尉に
侯爵の記憶を植えつけて夫婦として生活していたのです。
しかし、紅緒さんと接触する内に
少尉自身も記憶を取り戻していたのですが、
結核で余命いくばもないラリサを放っておく事が出来ない状態だったのです。
事の真実を知った紅緒さんは、
ラリサの事を思い身を引きます。
そして、前々からプロポーズ
されていた編集長と結婚する事を決めるのです。
そして、結婚式当日…少尉への想いを
断ち切り、編集長と幸せな家庭を
築こうと心に誓った直後、
大きな地震が起きます。関東大震災です。
現場は騒然としており、紅緒と
編集長は混乱の中はぐれてしまいます。
一方、少尉とラリサの方にも
大きな揺れが起き、ラリサは
シャンデリアの下敷きとなって死んでしまいます。
「私のあげた命…あなたの恋を
取り戻して」このラリサの最後の
言葉が後押しし、少尉は愛する紅緒さんの元に急ぐのでした。
果たして二人は無事い出会う事が
出来るのか…紅緒さんは少尉と
編集長のどちらを選ぶのか…
結末はご自分の目でお確かめください。
気になる方はこちら。。
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