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漫画【秘密・トップシークレット】ネタバレ・映画・第九とは?清水玲子先生「全ての真実が曝される、MRI捜査」

himitu

mangamania
元書店員漫画マニアママです!

今日もお付き合い下さい

 

 

 

あらすじ・読み手

「全ての真実が曝される、MRI捜査」

 

今日、ご紹介するのは
清水玲子先生の「秘密〜トップシークレット〜」という作品。

 

清水先生と言えば「月の子」
「輝夜姫」等のSFミステリーを
得意とされてる先生で、ファンもかなり多いですね。

 

この「秘密〜トップシークレット〜」も2008年にはアニメ化。

 

 

2016年には生田斗真さん主演で
実写映画化にもなった作品ですので、
ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

ただね、実写映画の評価がすこぶる悪いんですよ。

私も大好きな作品、俳優さんだった為、
珍しく劇場まで足を運んだんですが、非常に残念としか言えないです。

 

いや〜、やはりこの秀逸な作品を
たった2時間半ぐらいの映画に収めるのは、厳しいです。

 

やはりコメント見るとその辺りを指摘する声が多いです。

 

 

原作読んでるからこそ、私も理解は
出来たものの、原作未読の方には
難しかったのではないでしょうか。

 

 

映像技術や出演俳優さん達の
演技が良かっただけに、かなり勿体ない感じがします。

 

そこで、是非とも原作漫画である
「秘密〜トップシークレット〜」をご紹介したくなったんですね。

 

それでは、簡単にこの作品のあらすじをご紹介したいと思います。

 

 

舞台は2060年の日本。

 

この時代の科学捜査では、死者の
脳から生前の記憶を映像化する事に
成功しており、数々の迷宮入り事件や難事件を解決出来る様になります。

 

この脳をMRIにかけ、映像化して捜査する事をMRI捜査。

 

 

このMRI捜査を担当するのが
警視庁の「科学警察研究所法医第九研究室」…通称「第九」です。

 

 

この「第九」の室長である主人公の
薪剛(マキ ツヨシ)と、そのパートナー
である青木一行(アオキ イッコウ)が、
数々の凶悪事件に関わり、犯罪者や
事件に関わる人間達の「秘密」を暴いていくSFミステリーなんです。

 

 

少女漫画なんですが、作中に
出てくる事件は猟奇事件ばかりという事で、少々グロが強めです。

 

…と言っても、以前ご紹介した
「彼岸島」「鬼畜島」「当て屋の椿」
の様な生々しいスプラッタ系ではなく、
清水先生の絵柄が繊細でキレイな為、
医学書の人体図を見てる様な感覚になります。

 

 

なので、意外にもグロ苦手な方も
イケる作品ですので、グロ初心者の方にはおススメ作品だと思います。

 

 

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感想・見所

「サスペンス漫画の中でも上位にくる秘密」

 

この作品が最初に雑誌に掲載されたのは、約18年前。

 

私もまだピチピチのJKだった
んですが、一番最初にこの作品を読んだ時の衝撃は忘れられませんね。

 

 

死者の脳を映像化なんて、
今までにありそうでなかった設定です。

 

この設定が何とも綿密なんですよ。

 

 

現代では現実不可なSF設定ですが、
うまい具合に説得力があり、現実と
非現実な設定が絶妙に絡み合って、
無理矢理感がなく妙に説得力があるんです。

 

 

他人の脳を見るという事は、
他人のプライバシーにまで踏み込む事になります。

秘密

事件の解明の為とはいえ、
かなり倫理的にも問題がある行為ですよね。

 

 

それをこの作品はきちんと
設定に活かしており、「第九」の
仕事に関する偏見や嫌われてる様子を
作中にきちんと描いていて、登場人物達の苦悩や葛藤も描かれています。

 

 

また、犯人やその事件に関係のある
人間達の心情も丁寧に描いてある為、
同情したり、何ともやるせない気持ちに
なったり…と、登場人物達の魅力にハマってしまいます。

 

 

特に主人公の薪の過去は、
業を背負って生きてきたとしか思えない感じです。

 

 

それでも変な方向(犯罪者)に行かず、
まっすぐ自分の正義を貫く彼は、本当に気高く美しく惚れ惚れします。

 

反対に薪とは対照的な青木は、
優し過ぎて頼りない感じですが、
土壇場でみせる機転や度胸は素晴らしいものです。

 

 

彼の機転で事件が解決する事もあり、
この薪と青木のコンビが良い感じで
見ていて微笑ましいんです。

 

 

見る人によっては、BL要素強めと思うかもしれませんね(笑)。

 

設定の綿密さ、魅力ある登場人物、

 

美しい画力、重厚な人間ドラマ…と、
どの側面から見ても満足できる秀逸なこの「秘密〜トップシークレット〜」。

 

 

私の人生の中でも上位に入る
サスペンス作品であり、自信を持って
おススメ出来る作品ですので、是非とも読んで頂きたいと思います。

 

 

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ネタバレ

「個性豊かな登場人物達に魅了される」

 

では、この「秘密〜トップシークレット〜」
の魅力ある登場人物達をネタバレ含めてご紹介したいと思います。

 

 

まず最初は、主人公である薪剛。

 

33歳とは思えない程の童顔であり、綺麗な顔立ちをしています。

 

 

身長は低めで体の線も細い為、
女性や未成年に間違われる事もあります。

 

頭脳明晰で冷静沈着、記憶力・
判断力・観察力は凄まじく、
異例の早さで昇進し警視正として
「第九」の室長も兼任するエリートです。

 

 

性格は至ってクールですが、
仕事に関しては厳しく、「第九」で
部下に声を荒げる場面も多々あります。

 

 

「第九」創設当初から唯一
残っている人間で、親友で同僚でも
あった鈴木(スズキ)を、ある事件が
キッカケで殺してしまった過去を持っています。

 

 

その為、鈴木にどことなく似ている青木には特別な感情がある様です。

自身の生い立ちもかなりヘビーであり、
その辺は鈴木との出会いも含めて「秘密 SEASON0」の1巻に収録されています。

 

薪の部下でありパートナーの青木一行。

 

 

22歳で念願かなって憧れていた「第九」に配属されます。

 

 

しかし温厚で素直、お人よしな
性格を初対面の薪に見透かされ、
異動届を出す様に初っ端から言われてしまいます(鈴木に似てるのもあるからと思われる)。

 

薪を心から尊敬し、
薪の命令にはどんな無茶ぶりでも成果を出していきます。

 

後に亡くなった鈴木の婚約者、
監察医の三好雪子(ミヨシ ユキコ)と
付き合う事になり、婚約しますが破局。

 

 

物語後半では、国家規模の「秘密」に
関わった事で自身の姉夫婦を殺害され、
唯一の生き残りの姪である舞(マイ)を自分で育てる事にします。

 

 

鈴木克洋(スズキ カツヒロ)。
大学時代からの薪の親友で、
「第九」の創設時のメンバーの一人です。

 

 

しかし、貝沼(カイヌマ)という
28人を殺害したシリアルキラーの
脳を見た事により、精神に異常をきたします。

 

 

その結果、薪に銃口を向け
自身を殺す様に懇願し、
死亡(薪は正当防衛とみなされます)。

 

 

薪と同じくらい頭脳明晰であり
勘も鋭く、薪の過去編では自身の
危険も省みず、事件の真相にいち早くたどり着いた人物です。

 

岡部靖文(オカベ ヤスフミ)。
年齢は36歳ですが見た目はどぅ見ても50代。

 

 

見た目は厳つく、強面ですが優しい人です。

 

 

元は捜査一課の敏腕刑事でしたが、
警視総監直々の密命で薪を監視する
目的で「第九」に異動する事になります。

 

倫理的にも問題がある為、同じ
警察組織でも異端児扱いされる
「第九」に岡部さんも嫌悪感を
持っていましたが、MRI捜査を
自身の目で目の当たりにしたのと、
薪の人間性や捜査員としての実力に魅了される事になります。

 

現在では薪の片腕となり、
副室長代理という肩書きになっています。

 

 

私としては、この岡部さんが一番好きなキャラですね。

 

 

顔と性格のギャップがとても
可愛らしく、新装版の5巻では
岡部さんの人柄が良く分かるストーリーが収録されています。

 

 

このストーリー見て、余計に
岡部さんラブになってしまいました。

 

結構、ジーンとくる話しで若干感動しましたね。

 

 

主な登場人物達しかご紹介して
いませんが、この他にも個性豊かな
キャラクター、身の毛もよだつ
連続殺人犯…と、この作品にはたくさんの登場人物達が出てきます。

 

どの人もそれぞれ「秘密」を
抱えていて、その「秘密」が気になって読みハマってしまいます。

 

是非とも、この魅力的な登場人物達の「秘密」をご自身の目で確かめて頂きたいと思います。

 

 

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