漫画【人形峠】感想・ネタバレ・ジャパニーズホラー!なぜ日本人形って怖いの??ひぐらしのなく頃にを彷彿。

元書店員の漫画マニアママです!
今日もお付き合い下さい♥
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感想
「とにもかくにも日本人形が恐い!」
今日ご紹介するのは何かとネットでも
話題になってる「人形峠」という作品です。
何でも「トイレに行けないほど怖い」と
レビューに書かれていたので、さっそく読んで見ました。
何の予備知識もなく、暇つぶしで読み始めたこの作品。
しかし、それが失敗でした。
めちゃくちゃ面白い。
そしてめちゃくちゃ不気味なんです。
あんまり言うとネタバレになって
しまうので、ここでは控えさせて
頂きますが、この作品はタイトル通り
「日本人形」が物語の鍵になっています。
この「日本人形」がめっちゃ怖い!
絵柄はあっさり系の可愛い感じの
作品なんですが、この「日本人形」
だけ妙にリアルに描かれてるので、
余計に恐怖心を煽ってくるんですよ。
どうして人形って、こんなに恐怖を感じるんでしょうね。
私が幼い時に、リカちゃん人形に
纏わる都市伝説的なお話しや怖い
話しを聞いて、しばらくリカちゃん
人形で遊べなくなった事をフッと思い出しました。
しかもこの作品に登場するのは、
人形の中でも恐怖を感じる人形
トップクラスに位置する「日本人形」です。
私は人形の中でも特に、この
「日本人形」が苦手ですね。
美しいとは思いますが、あの
無機質な瞳や陶器の様な白い肌に物凄い恐怖を感じます。
友人の家の玄関に飾られてる
「日本人形」なんか昼間の明るい所で
見ても、ゾクッとしますからね〜。
怖い系の話しには必ず人形系の
話しありますから、人形=ホラーって刷り込みが出来てるんでしょうね。
そんな「日本人形」を登場させる、この「人形峠」。
ジャパニーズ・ホラーの王道を
見事に詰め込んだ作品となって
いますので、是非読んで頂きたいと思います。
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あらすじ・登場人物
「農業体験の高校生を襲う恐怖の村」
では、この何とも不気味な
「日本人形」が大量に登場する
「人形峠」の簡単なあらすじをご紹介したいと思います。
「早よ!逃げな。この村なんかおかしい…」
二人の青年が何かから追われているのか、
廊下を走っている所から物語は始まります。
一人はケガをしてるのか、具合が
悪いのか、もぅ一人の青年の肩を貸してもらっています。
二人は廊下の奥に部屋を見つけ、
そこへ隠れようと襖を開けます。
するとそこには、何体もの死体が
転がっており、部屋中血の海になっているのです。
舞台は変わって、3日前。物凄い
豪雨の中、一台のバスが「人形峠」
という山道を走っています。
「電波ないし…ガチ田舎じゃん」と、
スマホを片手に一人の青年がつぶやきます。
名前は青井賢澄(アオイ ケント)。
賢澄達は自身の通う高校での
農業体験学習の為、三泊四日で
S県の幸神村を訪れる事になります。
賢澄の班のメンバーは、黒髪の
ショートカットの伊万里舞(イマリ マイ)。
ツインテールで気の強そうな藤崎みなも。
パーカーのフードを常にかぶっている、
何とも病弱そうな青年の深沢皐(フカザワ サツキ)。
関西訛りのお調子者の岩上春也
(イワカミ シュンヤ)の合計6人です。
6人がお世話になる家は支倉(ハセクラ)という兼業農家。
自宅を訪ねると、賢澄達と年頃の
変わらない、人懐っこいこの家の
娘の宵子(ヨイコ)が歓迎してくれます。
そして家の中を案内され、
農業体験学習が始まるワケ
ですが、この幸神村…異様としか思えません。
そして村民達も一見ニコやかな
表情で、よそ者である賢澄達を
迎え入れてくれるのですが、
どうやら重大な秘密を抱えてる様…。
楽しいハズの学校行事…しかし、
惨殺される生徒達…一体彼らに何が起こるんでしょうか…。
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ネタバレ
「ひぐらしのなく頃にを彷彿とさせる人形峠」
このいわくありげな幸神村。
この村で何とも恐ろしい
猟奇事件が起きるワケですが、
ここからはネタバレ含んでお話し
していきたいと思いますので、ネタバレOKの方のみお付き合い下さい。
可愛い笑顔の宵子に家の中を案内される6人。
何ともいたって普通の女子高生って
感じの宵子なんですが、この後に奇妙な言動が…。
女子二人は宵子の部屋で寝る事
になり、残りの男子3人はというと…
大量の日本人形が置いてある仏間です。
いや〜、コレまじで怖いです。
ってゆーか、宵子ちゃん、普通に
案内してるんですが、客人をこんな
不気味な部屋に泊まらせるとかおかしいでしょう。
賢澄も悪寒を感じるんですが、
こんな気持ち悪い部屋見たら誰だって、悪寒感じますよ(笑)。
そして更に宵子の本性が
垣間見れるのが、賢澄が見つけた
庭先にある蔵について訊ねた時。
もの凄い形相であの蔵に近寄ったらダメだと、忠告します。
コレってまんま「ひぐらしのなく頃に」のレナやん。
と、つい思ってしまった私なんですが、
この作画を担当されてる方篠ゆとり先生。
「ひぐらしのなく頃に」のコミカライズ版の作画を担当されていました。
何か見た事ある絵だなぁ〜とは
思っていたんですけどね。
だから私には余計に「ひぐらしのなく頃に」を彷彿とさせられる作品です。
さてこの後、賢澄はと言うと…
宵子との約束破って、蔵に近づき
「ひいな様」と呼ばれる人形に魅せられる事になります。
そして徐々に狂っていき、殺されてしまうのです。
てっきり主人公と思ってたんですが、
あっさり一番初めの犠牲者に…。
しかも、その死体は異常としか思えません。
何と内臓がえぐられているのです…。
この賢澄をかわきりに次々と起こる猟奇的な惨殺事件…。
犯人は人形?それとも人間なのか…、
最後にわかるこの村の秘密に驚愕する事間違いありません。
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